歯科コラム

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口腔の成長に、口腔機能は密接な関わりがあります。

特に、舌の筋力、ぽかん口や口呼吸、噛む力は顎の成長の力、成長方向に関わるため、歯列不正に影響を及ぼします。

子供たちのむし歯は昔に比べ、大幅に減ってきましたが、

口腔機能は低下してる傾向にあり、それに伴い、歯列不正がある子供はどんどん増えてる傾向にあります。

これは日本だけでなく、多くの先進国でこのような傾向があります。

面白い調査があり、ヤノマミ族というアマゾンの熱帯雨林で暮らしてる部族は、現代でも昔ながらの狩猟や農業で生活していますが、ほとんどの方に歯列不正がないのです。

それは、食事などをはじめとして口腔機能が正しく発達をし、歯列不正がおきない習慣があるからなのです。

日本をはじめ、現代の先進国の子供たちは、食事は軟食化し、遊びはタブレットやモニターをみるなどで身体を使う機会が減少し、口腔機能の発達が阻害されるようになり、それに伴い、歯列不正が増加しているのです。