歯科コラム

インプラントにしようか悩んで放置してしまった。抜歯しないといけないといわれたが、決心がつかない。歯は抜いたが、とりあえず入れ歯を入れている。 理屈はわかっていても、自費診療、外科処置というのはなかなか積極的になりにくいも…

インプラントをするには、レントゲンやCTなどで骨の条件を確認する必要があります。 基本的に骨が成長しきっていない年齢ではインプラントは行うことができません。成長が止まるタイミングは人によって様々ですが、基本的には安全域を…

世界中でインプラントが広まる中で、日本人がインプラントを選択しない理由は大きく２つあります。 ①自由診療で費用が高額 ②インプラント手術への恐怖心 インプラントが普及してから、一時期はインプラントに関する医療事故がニュー…

インプラント治療は比較的時間のかかる治療です。その流れを説明していきます。 ①術前診査・初期治療 レントゲンやCTによる診断や口腔内の状態に応じた治療計画を立案します。初期治療として、歯周病の治療が必要になったり、糖尿病…

インプラント治療には適応があります。   ①歯周病があり、口腔内が不潔の場合 インプラントを行う前に、歯周病の治療を行い、インプラントを行った後も、歯磨きなどのセルフコントロールや定期的なメンテナンスを行うこと…

インプラントは専門的で、精査が必要な治療です。しかし、日本では、歯科医師の免許があればだれでも行えるため、これまで事故などが数多くありました。日本インプラント学会、厚生省では、歯科医院がインプラント専門医を表記できるよう…

最近のデータでは、ストローマンというメーカーのインプラントに関して、１０年経って問題なく基準を満たしているものが９７％、脱落せずに残っているものが９８.８％。アンキロスというインプラントでは２０年で９３.３％生存というデ…

インプラントという言葉は世間に浸透してきましたが、メーカーがあり、様々な種類があるということは知らない方が多いようです。 Straumann、Nobel-Biocare、Dentsplyなど歴史があり、信頼性の高いデータ…

日本でも、インプラントという言葉は一般的になりました。良い意味でも悪い意味でも浸透してきたように感じます。 歯を失った時に歯の代用ができるものは、ブリッジ、入れ歯、インプラントがあります。それぞれの特徴はまた別でお話した…