歯科コラム

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インプラントにしようか悩んで放置してしまった。抜歯しないといけないといわれたが、決心がつかない。歯は抜いたが、とりあえず入れ歯を入れている。

理屈はわかっていても、自費診療、外科処置というのはなかなか積極的になりにくいものです。

今後、ブリッジや入れ歯しか検討していない人はよいですが、いずれインプラントをしようか考えている方には知っておいていただきたいことがあります。

①歯やインプラントがない骨は減少していく傾向にある

②骨が少ないとインプラントする条件が悪くなっていく、またはインプラントができなくなる可能性がある

歯を抜いて放置していると、長期的にみると骨はなくなっていきます。骨がなくなれば、インプラントを入れる条件が悪くなっていくため、予後が悪くなったり、インプラントができなくなったりします。

今は、骨造成といって、骨を増やす手術も昔に比べ成績が良くなってきてはいますが、長い目で見ると人工的につくった骨は７割くらいしか残らないとも言われています。

自分の骨で、なるべく条件良くインプラントをするためには、タイミングや時期も大事ですので、早めに歯医者に相談するのが良いかと思います。