歯科コラム

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「なぜ虫歯になる？３」で虫歯になりやすい場所についてお話ししました。

その中でも特に虫歯になりやすいところがあります。

それは治療した部分と歯の境目です。歯医者で治療していると、その半分以上は再治療歯です。

破損したプラモデルを想像してもらうとわかりやすいと思いますが、

破損部分を接着剤でくっつけて修理して、何かの拍子に落としたりぶつけたりすると、接着剤でくっつけた部分がまた破損します。

治療した歯も原理は同じで、力がかかれば、まず接着剤が劣化していきやすいです。

再度、虫歯になりにくくするには、プラークが付着しないセラミックを選択したり、精度が高い被せ物や劣化しにくい硬い接着剤を選択していくことです。

残念ながら保険診療で取り扱える材料と保険外の自費診療でないと使えない材料があります。治療の際には安易に保険治療する前に、両者の材料について良く相談した上で治療することをお勧めします。

なぜ虫歯になる？５に続く