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歯科コラム

Column

歯が脱臼した時


強くぶつけたり外傷によって、歯が脱臼してしまった時、とれてしまった時、

歯医者に行かないと!となりますが、その時の注意事項があります。

とれてしまった歯の周りには歯根膜という繊維があります。もともと歯は歯根膜によって骨と結合しています。この歯根膜が乾燥してしまうと、歯と骨は結合しなくなってしまいますので、とれてしまった歯を乾燥させないようにすることが重要です。

 

【家庭でできる脱臼歯の保存方法】

まず水洗いし、

①牛乳につける

または

②生理食塩水につける

とこの2つの方法を説明しますが、家庭に生理食塩水がなくて、牛乳がない時どうしたらいいの?と聞かれることがあります。

なので、簡単な生理食塩水の作り方を説明したいと思います。

 

生理食塩水は、約1%食塩水です。

500mlのペットボトルに水をいれて、塩を小さじ一杯(約5g)入れて、キャップをしめて振れば、生理食塩水の完成です!

もちろん、精製水や水を煮沸消毒などした方がより良いですが、手間がかかるようだったら歯が乾燥する前に手早く作ってしまった方が良いです。

 

あと、

③とれた歯を水洗いした後に口の中に戻す

という方法もありますが、安静にしながら誰かに連れて来てもらえる状況なら良いですが、再度取れたりすると、飲み込んでしまったり、お子さんの場合や車の運転中など、パニックになったりする可能性があるので、充分な注意が必要です。

藤沢市柄沢、大鋸、並木台、渡内、藤が岡で歯医者をお探しの方は、
ふじ歯科医院までご連絡下さい。
住所: 神奈川県藤沢市柄沢558-9【地図
院長: 藤原崇

院長 藤原崇
記事監修
院長 藤原 崇(ふじわら たかし)
  • 昭和大学歯学部歯学科 卒業
  • 顎咬合学会(認定医)
  • 日本口腔インプラント学会
  • 九州インプラント研究会
  • 赤ちゃん歯科ネットワーク
  • 日本矯正歯科学会
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