歯科コラム
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近年、夏を中心に熱中症が社会問題となっております。
様々な媒体や自治体などから熱中症対策について情報発信がされていますが、中には
誤解のあるような情報も見受けられます。
その中で、気になるのが、スポーツドリンクを常飲しているケースです。中高生のお子様に水筒にスポーツドリンクを入れて持たせているのを見て衝撃を受けたことを思い出します。
熱中症の対策として、スポーツドリンクは、水分、ミネラル、塩分など必要なものが多く含まれ、身体が吸収しやすく、とても効果的なものです。運動をする時、屋外にいる時、体調がすぐれない時などポイントで飲むには最適なものであると思います。しかし、ちょこちょこ常飲するとなると、糖分が多く含まれていて、栄養過多で肥満のリスクが上がったり、むし歯のリスクが大幅に上がったりするデメリットもあります。
いつでもどこでもスポーツドリンクを飲むのは、決して良くはないです。場面に応じて、リスクが低いとき(屋内にいる時など)は麦茶(可能ならプラス塩分もとる)、リスクが高いとき(スポーツ時、屋外や空調がないところなど)はスポーツドリンクにするなど工夫が必要かと思います。
また、熱中症対策には、こまめな水分補給以外に、朝、昼、晩にしっかり食事を食べて栄養補給し、熱中症になりやすい環境に長居せず、普段から運動して汗をかく習慣をつけ身体が体温調節しやすいようにしてあげることも大事です。
熱中症については、環境省から熱中症予防情報サイトが立ち上がっていますので、そちらもご参考にされてください。↓
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php
正しい情報を正しく理解し対策いただければと思います。
藤沢市柄沢、大鋸、並木台、渡内、藤が岡で歯医者をお探しの方は、
ふじ歯科医院までご連絡下さい。
住所: 神奈川県藤沢市柄沢558-9【地図】
院長: 藤原崇