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歯科コラム

Column

熱中症対策の飲み物


人は1日1.3Ⅼ飲み物から水分補給をしています。

夏場は汗をかく分、意識的に水分の摂取を心がける必要があります。
汗の99%が水分です。その中に微量なミネラル類も含まれ、その中で最も量が多いナトリウムを摂取するため、熱中症対策として、水分と一緒に塩分も補給することが重要です。

 

その際、何の飲み物で、水分や塩分を補給することが良いでしょうか?

①スポーツドリンク

②経口補水液

③ 麦茶

④水

 

①スポーツドリンクは、水分とミネラル以外に砂糖が多く含まれています。疲労回復の効果もあり、文字通りスポーツで疲労した時などには効果が高いでしょう。しかし、砂糖が多く含まれるため、むし歯のリスクがかなり上がります。最近では、学校で熱中症対策でスポーツドリンクの常飲を推奨してしまうところもあり問題になっています。農林水産省のホームページでも、熱中症対策でのスポーツドリンクのダラダラ飲みに対する肥満やむし歯の危険性が注意されてます。日常的に常備する飲み物ではなく、スポーツの時などに限るようにすることをお奨めします。

②経口補水液は、体液と近い成分で、熱中症や脱水を起こしてしまった際に摂取すると良いです。常に飲んでいたり、大量に摂取すると、ナトリウムの過剰摂取となり体を壊してしまう危険性があります。

③麦茶にはミネラルが含まれています。適量のナトリウムが入ってる訳ではないですが、熱中症の予防には適した飲みものだと考えられます。

④水だけを飲んでいると体液中の塩分濃度が下がってしまいます。身体が摂取した水を吸収できずにそのまま尿として排出してしまい、適した水分補給ができません。水で水分補給する場合は一緒に塩分を補給しましょう。

 

熱中症対策に限らずですが、子供は甘いものを覚えてしまうと、薄い味には戻りにくくなってしまう子が多くいます。砂糖たっぷりのスポーツドリンクを常飲するのは、熱中症と変わらず危険性の高いことだと思っています。子供は自分で健康を選べません。親御様が子供の体全体、将来に向け、正しい対策をとってあげれるようにしていただけると幸いです。

藤沢市柄沢、大鋸、並木台、渡内、藤が岡で歯医者をお探しの方は、
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住所: 神奈川県藤沢市柄沢558-9【地図
院長: 藤原崇

院長 藤原崇
記事監修
院長 藤原 崇(ふじわら たかし)
  • 昭和大学歯学部歯学科 卒業
  • 顎咬合学会(認定医)
  • 日本口腔インプラント学会
  • 九州インプラント研究会
  • 赤ちゃん歯科ネットワーク
  • 日本矯正歯科学会
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