歯科コラム

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入れ歯の性質として、細菌が付着しやすく、手入れをしないと不潔になりやすいです。

不潔な入れ歯を使用していると、高齢者の死因４位の誤嚥性肺炎の原因にもなります。

また、新型コロナウイルスなど、ウイルス性の肺炎との相互作用も問題視されています。

入れ歯を清潔にお使いいただくために、お手入れの方法をご案内します。

毎食後、入れ歯をお口から外していただき、義歯清掃用ブラシ（ない場合は普通の歯ブラシで構いません）で磨くか、洗浄剤をご使用下さい。外出時など外での清掃が難しい場合、就寝前など少なくとも１日１回は清掃するようにしましょう。

歯ブラシで磨く際は、歯磨き粉は使用しないで下さい。研磨剤が入ってるものがあるため入れ歯を傷つけてしまう可能性があります。バネが付いている場合、バネに強い力が加わらないように注意の上、バネ周囲も念入りに清掃して下さい。

洗浄剤をご使用いただく際は、各洗浄剤の用法用量を確認の上ご使用下さい。