歯科コラム
Column
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お子様がいらっしゃると、何歳から歯医者さんに受診するとよいですか?何歳になったら連れて行ってもいいですか?と疑問に思っているが、誰に聞いたらいいかわからない方が多いようです。
産前産後に赤ちゃん、お子様の口腔指導をしっかりやってくれる病院はとても少ないです。
本来は歯科で赤ちゃんから口腔指導をするべきですが、それも行われている診療所が少ないのが現状です。
行政の1歳半検診、3歳児検診で診てもらうのが初めてという方が多く、ほとんど指導されずに、周囲の人やインターネットの情報を頼りにされる方が多いように感じます。
お口の中の問題は、むし歯があるか、歯周病があるかだけではありません。
昨今の小児、お子様で特徴的なのが、口腔機能不全や食べ方、飲み方が正常でない、低年齢でできるようにならないといけないことができていないことが多く見受けられます。
原因としては、食べ物の軟質化、離乳食や間食の問題、ぽかん口など、やはり栄養補給や娯楽などで利便性が高まり、本来獲得するべき機能が得られにくい環境になっていることかと考えられます。
一般的には、病気でなければ、その辺はスルーされてしまいます。
正しく機能を獲得できないと、唾液量が減ったり、アレルギー反応が起きたり、将来的に、むし歯、歯周病のリスク、歯列不正のリスク、喘息、アレルギー疾患など様々な病気に繋がりやすくなってしまいます。
指しゃぶりはお腹の中からしています。おっぱいを飲んだり、肺呼吸は産まれた時からしています。離乳食は生後半年くらいから始まります。
今では、マイナス1歳からの歯育て、口腔育成を謳うほど早期介入は大事であると言えます。
子供は自分の健康を選べません。
将来よりよい健康、丈夫な身体を獲得するために、早期に歯医者さんに受診されることは大事だと思います。
藤沢市柄沢、大鋸、並木台、渡内、藤が岡で歯医者をお探しの方は、
ふじ歯科医院までご連絡下さい。
住所: 神奈川県藤沢市柄沢558-9【地図】
院長: 藤原崇