歯科コラム
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日本でも、インプラントという言葉は一般的になりました。良い意味でも悪い意味でも浸透してきたように感じます。
歯を失った時に歯の代用ができるものは、ブリッジ、入れ歯、インプラントがあります。それぞれの特徴はまた別でお話したいと思います。
インプラントとは、骨の中に人工歯根、ボルトのようなものを入れて、その上に歯の被せ物を入れるという方法です。
骨折などの手術の時に骨をつなぐボルトやプレートと似たような、チタンのボルトを入れるのが一般的です。安全性が高く、正しく使えば、歯と同じくらいしっかり噛めて非常に有効性が高いものです。
しかし保険診療で行うことができず1本治療するのに数十万円費用がかかったり、様々な医療事故がニュースになってきたため、否定的に考える方も多いです。
また、歯は通常親知らずを除いて24本ありますから、1本なくても良いかと考えてるうちに他の歯も悪くなっていって、なんとかしたいと思った時には何百万円と費用がかかってしまうというケースもあります。
歯科医学的には、インプラントは重要で素晴らしい治療法であることは間違いないです。法律的には歯医者であれば誰でも行ってよいものであることから、診断や治療技術が伴わない人がインプラント治療をしていたり、患者様が分からないことをいいことに乱用する人がいることは悲しいことです。
歯を失っていけば、必ず口腔機能は低下していきます。日本の保険診療の入れ歯で口腔機能を回復するのは限界があるので、インプラント治療で他の歯を守り、機能を回復させることは、生涯の全身の健康を保っていくためにも重要な医療であると思います。
藤沢市柄沢、大鋸、並木台、渡内、藤が岡で歯医者をお探しの方は、
ふじ歯科医院までご連絡下さい。
住所: 神奈川県藤沢市柄沢558-9【地図】
院長: 藤原崇