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歯科コラム

Column

歯の神経をとるべき?


結論から言えば、歯の神経はとらない方が良いです。

もちろん虫歯の治療上、仕方ない場合があるのですが…

歯の神経をとるというのは、歯の寿命を一気に縮めてしまいます。

神経をとった歯というのは、歯自体が痛みを感じなくなりますが、人で言うとミイラになった状態です。感染が進行しやすく、強い力で破折を起こすようになります。抜歯になるリスクが非常に高まります。

昔は、歯が痛くなって歯医者に通うのが当たり前でしたから、痛みを取り除くことが言わば歯医者の仕事のようなところがありました。つまり痛みをとれるのが良い歯医者、痛みがとれなければ下手くそ。

現代のような歯をどれだけ長持ちさせるかというとこまでの考えはなかったように思います。

以前に比べ、材料、機材の進化もあり、治療後の痛みは大分軽減されました。昔なら神経をとっていた大きさの虫歯でも、神経をとらずに済むケースが増えてきました。

歯の神経をどんどんとっていってしまえば、何十年後に失ってしまう歯が確実に増えてしまいます。しみたり、痛みがあれば仕方ない場合はありますが、簡単に神経はとるべきではないと思います。

 

 

 

藤沢市柄沢、大鋸、並木台、渡内、藤が岡で歯医者をお探しの方は、
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住所: 神奈川県藤沢市柄沢558-9【地図
院長: 藤原崇

院長 藤原崇
記事監修
院長 藤原 崇(ふじわら たかし)
  • 昭和大学歯学部歯学科 卒業
  • 顎咬合学会(認定医)
  • 日本口腔インプラント学会
  • 九州インプラント研究会
  • 赤ちゃん歯科ネットワーク
  • 日本矯正歯科学会
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